日本は年々、親と同居する未婚者が増えているらしいですね。
そして私もこの親元未婚者に該当します。

現在私は70代の母親と二人暮らしをしております。
こうした親元未婚者が増える背景には、経済的側面もあるようです。
実家暮らしで受ける恩恵とは
何と言っても経済的な恩恵が一番ではないでしょうか。
以下は極端な例です。
- 家賃0円
- 食費0円
- 光熱費0円
- 固定資産税0円
- その他生活必需品としての家電買替費用0円
極端ですが、案外よくあるモデルケースかも知れませんよね。
代わりに毎月、いくらか親に渡すって感じではないでしょうか?
また、食事、掃除、洗濯についても親がやってくれるケースが多いでしょう。
よって、時間にも余裕が生まれます。
つまり、お金と時間、この二つの自由度が広がるわけですね。
それこそが実家暮らしの恩恵だと思います。
私のケース
- 家賃(ローン返済)約6万
- 食費0円
- 光熱費0円
- 固定資産税(年間)約8万
- その他生活必需品としての家電買替費用:基本私が出しますが、場合によっては母と折半
と言った感じです。
まぁ、一人暮らしに比べて食費、光熱費と言った生活費の部分では恩恵を受けていることになります。
また、母親のパート収入がアップしたこともあり、今年から固定資産税を負担してくれるとの事。
つまり、年間貯蓄額が8万円アップする事になるわけです。
これはありがたく、甘えてしまいましょう。
更に夕食の用意は母親がやってくれています。
代わりと言ってはアレですが、後片付けは私の担当です。
洗濯物についても、干すのは私、取り込むのは母親担当。
家の掃除については平日に母親が一回、私が休日に念入りに一回します。

これって、何となく今時の共働き夫婦のような関係だなと思いませんか?
以上の様に、私の場合も、一人暮らしに比べてお金と時間には余裕があるほうですよね。
住宅ローンという縛はありますが、結構自由度の高い生活を送れている事が分かります。
親元未婚者は世間体が悪いのか
とは言っても、周囲からの視線は冷たいものがあるんですよね~。

いい年していつまでも親のすねをかじって~
という白い目で見られる場面が非常に多い気がします。
つい最近会社でこんなことがありました。

俺は10代で結婚して苦労したけど、いつまでも実家暮らしで甘えている奴もいる。ほんと羨ましいよ~。
本人は独身者の男性同僚に向けて発した様ですが、私にもぐさりと刺さった一言です。
やっぱり、結婚して家族を持っている人間の方が偉いという感覚があるんですかね?
分からない事はないですが。
結論
実家暮らしの恩恵は素直に受けよ
このように低所得でも資産形成をスムーズに尚且つスピード感を持って成し遂げる為には、時として親のすねをかじるのも一つの方法です。
しかし忘れてはいけない事があります、それは
”いつまでもあると思うな親と金”です。
甘えられる親がいる今こそが、貯め時なのです。
もし親元未婚者で今後の経済的不安を抱えている方がいらしたら、このことを頭の片隅にでも置いて欲しいです。
親の介護も考慮しておくべし
この先、お一人様になる身をただ悲観しているだけでの人生はやめましょう。
この際、実家暮らしを最大限有効活用して堂々と資産形成に役立ていこうではありませんか。
しかし、親の介護問題についても同時に考えていかないといけませんよね。
恩恵を受けた分、恩返しもしないといけないと思うのです。
その件についてはまた改めて。
では~。
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