みなさん、“肌断食”ってご存じでしょうか?
私は経験済みです。
そして結果は、脂漏性皮膚炎になりました・・・。

半年程皮膚科に通院しましたが、今はすっかり良くなりました。
今回は私を肌断食への導いた原因と、治すために行った処置をお伝えします。
もし同じような肌の悩みをお持ちの方がいたら参考になればうれしいです。
けちんぼが招いた悲劇
私は30歳からドモホルンリンクルを使っていました。
女性ならほとんどの方がご存じとは思いますが、肌年齢に特化した化粧品メーカーですよね。
私の肌にはホントに合っていて、どんなに乾燥した冬でも、肌を守り抜いてくれるのでずっと愛用していました。
ある時肌断食と言う書籍を手にしたのがきっかけで、使わなくなった期間があります。
その失敗からお肌のお手入れの重要性を学びました。

健やかなお肌ってあこがれるわ~。
実験開始
まず、肌断食についての知識をインプットする為に、たくさん本を読みましたよ。
本当に膨大な時間を費やした記憶があります。
そして本に書いてあった通り実行しました。
まるで実験の様に毎日肌の調子をノートに記録していましたよ。

研究を続けるとそのこと以外は見えてこなくなるんです・・・。
本に書いてあること、ネットの情報を自分の都合のいいように解釈していくのは危険です。
なんか変
何週間かたち、いつも通り仕事をしていましたが、突然猛烈な肌の痒みに襲われ、近くの皮膚科に走り込みました。
診断の結果

菌が悪さをしているわけじゃないけど、肌が乾燥しすぎて自ら油を出そうと頑張っているんだよ・・・
なんか、そんな様な事を言われました。
軽い脂漏性湿疹を発症していると・・・。

とにかく保湿をしっかりして経過を見ましょう
この時、私の顔は湿疹と炎症で全体的に赤くなっていて、ステロイドをべとべとに塗らないと痒くて死にそうになっておりました。
やっぱり保湿は大事なんですね。
心の底からお肌に謝りました。
痛めつけて、ごめんなさい、私の肌・・・。
肌断食から肌養生へ
保湿をしようにも、それまで使っていたドモホルンリンクルの化粧水が全く肌に入ってこなくなっていました。
あれだけ保湿力のあるものでも、私の肌が完全に死んでいるので無理なんです。
それに、弱ったお肌には化粧水自体がしみて使えない状態。
死んだお肌を蘇らせた方法
泡洗顔後、タオルで優しく水分をふき取ります。
このとき死んでも擦ってはダメです。
ソフトタッチでタオルに水分を吸収させる感じですね。
すかさずアベンヌウォーターを吹きかけます。
更にすかさずHABAのスクワランオイルを2滴ほど濡れた手になじませて顔全体に押し付けます。
この時も優しくです。
この後、皮膚科で貰ったステロイドを少量手に広げて顔全体に押し当て、完了です。
段々炎症が収まったいくとステロイドをやめて、皮膚科で貰ったヒルロイドローションに替えていきました。
更に良くなってくるとアベンヌウォーターを化粧水に替えてスクワランオイルのみにしていきました。
これが約半年続きましたが、その間私はドすっぴんでした・・・。
まさにけちんぼが招いた悲劇です。
試行錯誤で行き着いたお肌ケア4選
お化粧はお肌を乾燥や汚れからガードしてくれるので日中は必ずお化粧をする
お化粧はお肌にダメージを与えると考えがちですが、私の経験上、お化粧が出来るお肌は健康の証です。
罪悪感は持たず、ガンガン好きなメイクをしてよろしいと思います。
私は地味なので薄化粧ですが・・・。
お化粧したらしっかり落として保湿する
肌断食でミネラルファンデを使っていましたが、石鹸では完全に落ちません。
私の場合、オイルでしっかり落とすことが大事だと思いました。
オイルクレンジングは乾燥しやすいと言われますが、成分が強力な分、擦る回数が減るのでお肌には良いと考えています。
※個人的な見解ですけどね
クレンジングでお化粧を落とした後はもこもこの泡洗顔
これについては体も同様です。
長年おしりのざらつきで悩んでいましたが、泡洗浄にしてからすっかり治りましたよ。
洗顔後は擦らず、水分はティッシュを張り付けて吸水
お風呂上りはタオルオフになりますが、朝の洗顔はティッシュオフにしております。
まとめ
いかがでしたか?
色んな失敗をしてきましたが、これはさすがにもう治らないのではないかと半分諦めていました。

ぶっちゃけて言うと、お布団の中でしくしく泣きました(笑)
5年ほど前の秋に発症して、その翌年春ごろに完治しました。
ちょうど、春一番が吹いた瞬間に、頬に当たる風が気持ちよく感じたんですよね。
あぁ~お肌が生き返った~♪ あの瞬間を良く覚えています。
美容ってやりすぎるのも良くないですが、無理にやらないってのも失敗の元ですので、もし肌断食に興味があってやってみようと思われている方はくれぐれも注意して行ってくださいね。
この時にお世話になった化粧品は共通してどれも低刺激のものでした。
今回私が試した方法で、必ず治るというものではないのでご了解くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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