買って読んだ本はヒロユキ氏の本。
「自分は自分、バカはバカ」
この本はこんな人におススメ
- ヒロユキ氏ってどんな人なのか気になる人
- 仕事や人間関係に悩みがある人
- 変りたいと思っている人
- メンタルが強くなる為の方法を探している人 etc.
著者について
1976年生まれ。西村博之。
日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」の開設者。
2021年現在は実業家として活躍、フランスに在住。
論破王と言われて、バラエティー番組にも出演している。
YouTubeでは視聴者の悩みを独自の切り口で回答している。
本の内容
ものの捉え方が非常に論理的だなと感心すると同時に、嫌な事を上手に交わす天才だと感じました。
またロジカルな思考は、身に着ける事でストレスから根本的に解放されるのではないかと希望が持てます。
実行するのはなかなか難しいけど、簡単に始めるヒントがたくさん詰まった本でした。
これこそ、本棚に一冊置いておくべき種類の本です。
YouTubeで語られている事と多少内容は同じようなものはありますが、本では丁寧に分かりやすく説明が加えられています。
実際に行動に移しやすい文章構成
各章毎に具体的な事例を挙げ、その対処法が書いてあります。
最後に全体のポイントが書き出されてあって、親切。
どこから読み始めても良い構成になっています。
時間が無い読者にはありがたいですよね。
内容はヒロユキ氏の独自の考え方が満載なので、どこかで誰かが言っていた事とは一味違います。
新たな発見だけでなく、あ~そうだよね、やっぱりヒロユキもそう思うんだ~と、共感する部分もあって楽しかったです。
例えば、「ネガティブな感情」を「やる気」に変換する思考法。
これは私が中学生の時に実行したことでした。
あの時、ただ自分はかわいそうな人間なんだとふてくされたままでいたら、今の自分はいません。
人に見下されるという現実を味わった人間しか分からない感情を、ヒロユキ氏は知っている人なのでしょう。
「奴隷根性」と言うのでしょうか?
私も少なからず本能的にこれが働いて、何とか自分を奮い立たせた過去があります。
本を読んで思った事
以前からYouTubeでヒロユキ氏の発言を見聞きする事が多く、初めの印象は「クールで冷淡」です。
もちろん本当の著者を知りませんが、本を読んでみて、これまでの著者の発言の真意を間違って受け取っていた箇所もあるなと反省しました。
著者は社会の底辺~マイノリティの人々の気持ちが分かる勝ち組の人なのです。
マイノリティの味方とまでは言いませんが、こうして私の様な底辺の人間が著者の本を手に取って救われた気持ちになったのは事実。
そして日々の小さな幸せに感謝して生きる事を言われている気がしました。
著者のその他の本も是非読んで見たいと思わせてくれた一冊でした。
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