解剖学者、養老孟司さんのダンディズムに共感

日記的な

諸行無常の響きあり。

そうですね、人間の世界にはずっと変わらずにそのまま永遠に続く事柄は存在しません。

政治も金融界も教育だって、コロコロ変わる世の中です。

 

養老孟司さんがテレビ番組の中で言われていたことです。

例えばセミは今年からミーンミーン鳴くのやめますってならない、昔からミーンミーン鳴くんです。

だから虫取りだけやってりゃいいんです、と。

恐らく戦争が暗い影を落としたようで、彼の生き方を決定づけたように思いました。

 

仕事をしていると、コロコロ変わることはよくある事です。

特にデジタル化が進んでいる今、処理方法も随分と変わりました。

それに合わせて、自分自身もアップデートしようと、何らかの意図を持った人たちが発信します。

知らないと損してしまうよと、気づかないくらいそっと脅されていく私達。

本当にそうなのかもしれないけれど、それがどうした、そうならどうなる?と考える事をしない受信者が多いのかも知れません。

そういう私もその一人でした。

すっと変わらないでいると、意固地とか社会のお荷物と非難されかねない、仕事すら失う可能性もあります。

 

合理性を追求し続ける世界は、私にはとても複雑化した難しい世の中に見えます。

出来れば隠れてしまいたいと思いますが(ターシャチューダが森の生活に引きこもったように)、今の私にはその力はありません。

野良猫は餌を食べたらさっさと森へ日向ぼっこに行きます

複雑化?そうじゃないだろと、ヒロユキ氏が早口で説明してくれたとしても、そう感じるからそうなんです。

 

朝刊のコラムに養老さんの連載がありました。

学生時代に死体の解剖学の実習での体験談です。

人間の顔、特に目等はその表情が邪魔して慣れなかったという事を書かれていました。

それをどう論理付けられても慣れないと。

どうしてかと説明を求められても表現しずらい、じゃ、お前やってみろよ、としか言えないと。

それが実習(実体験)と言うものなのだからと。

私はこの一行に深く納得したわけです。

 

ほとんどの情報は、そういう意味では机上の空論でしかないと思います。

まして有益な情報と言うものは、ほとんど存在しないのではないか。

(あるとすれば図書館などで見つけられます。ソローが2年間を森で過ごした実体験を綴った日記はとても面白いです。)

やってみて、自分に合うか合わないか、そこで初めて有益かどうかが分かります。

 

例えば私の資産形成関連で言うと、

  • 積立NISA、iDeCoは合う
  • キャッシュレス決済は半々
  • ネット銀行は合わない

こんな感じです。

レジで現金払いをした方が、私の場合はスムーズです。

ポイント残高をどう使い切ろうか考えるのは面倒でした。

 

こうして生きてきて、養老さんのダンディズムと言うか、我流と言うか、思想のようなものが、私に合うとは思いもしませんでしたが。

バカの壁をもう一度読み直してみようかと思っています。

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mineo(マイネオ)

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